バル・バールとは?

バーについての基本

バルやバール。アルファベットで書くと両方ともBar。
バルがスペイン語読みで、バールがイタリア語読みであるとされています。

スペルがBarでも、やはりバーとは雰囲気はちょっと違いますね。
それぞれスペイン風居酒屋、イタリア風居酒屋として問題ないでしょう。

スペインバルはやはりタパスといわれる前菜やパエリア(パエジャ、とも)という魚介とサフラン等で味付けした鉄板炊き込みご飯のようなものが特徴で、イタリアンバールはカジュアルなイタリア料理の他、バリスタの淹れるコーヒーにこだわりを持つお店もあります。

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さらにスペインとイタリアはワイン、ニンニク、オリーブオイル、生ハム、海産物など食材に共通点や親和性が高いものが多いので、双方のいいとこ取りのスパニッシュイタリアンという業態もあります。シェリーやベルモットといったその国ならではのお酒に力を入れているお店も多いです。

日本では2000年代後半から人気となり、海鮮系を得意とする数々の居酒屋チェーンが新しい洋業態として進出したことも相まって、現在では全国的に定番化したように思われます。

冒頭にも書いた通りこのブログで扱うバーとはちょっと違いますが、イタリア及びスペインワインの豊富さ(特にスペインのものはスペインバル以外ではそうそう揃っていない)が魅力ですので、カジュアルにワインも料理も楽しみたい!という場合には持って来いです。フレンチだとビストロやブラッスリーといったものがカジュアルラインの筈ですが、それでもなんか敷居が高いイメージがありますねえ…

一件目はバル、バールで。二件目からバー。
個人的に好きな飲み方です(笑)。

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