オーセンティックバーってどんなところ?

バーについての基本

《オーセンティックバー》Authentic Bar

Authenticとは、「真の」「正統の」「本格的な」くらいの意味の英語なので、訳すなら「本格バー」になるでしょうか。
特徴としては

 ①重厚かつ高級感のある雰囲気であることが多い

きちんと計算された照明、一枚板のカウンター、座面の厚い椅子。こだわりのある調度品はあれど、ごちゃごちゃしたものは置いていない(お客様からの頂きものや店主の趣味のものがめっちゃ置いてあるバーはかなり存在します。それはそれで良い店であることが多いのですが)。BGMはスタンダードジャズかクラシック。または無音。全て必要条件ではありませんが、オーセンティックバーの雰囲気はそういうもので形作られています。

 ②カッチリとした清潔感のある髪型や服装をしている

 服装により店のランク付けがなされている訳ではないものの、バーコートと呼ばれる白いジャケットはオーセンティックバーならではのものと言えます。※バーコートでなければオーセンティックバーではないということではありません。あとオールバック率高いですw

 ③技術・接客ともにハイレベル

 上記2つは外見的なことですが、この技術や接客こそ、オーセンティックバーの真髄です。技術や接客の受け取り方はお客様により千差万別で一概には言えないものの(これがバーの面白いところでもあります)、店として高い意識をもつことを自らに課していると思われます。逆にここが伴っていないお店はオーセンティックバー気取りのイタいお店との烙印を押されても仕方がないかなとさえ思います。

 ④スタンダードなメニュー、レシピをメインとしている

 お酒の世界も日進月歩。次々と新しい商品や製法、技術が生まれている中にあって、いわゆる伝統ある定番カクテル —ジントニック、マティーニ、マンハッタン、サイドカー等々…カクテルにそれほど明るくない方でも名前だけは知っている、というものにお店独自のこだわりを持っていることが多いです。ただ近年は傾向が変わってまいりまして、オリジナリティーのある、そのお店独自のカクテルをそのお店の看板商品にしているようなお店も珍しくなくなってきたようにも思います。

 ⑤チャージ料、一杯単価が高め

 オーセンティックバーのわかりやすい特徴のひとつ。他のお店に比べて高いです(苦笑)。チャージで1000円以上、一杯1000円越えは当たり前。お店によってはさらにサービス料も加算されたりすることも。「バーで飲むと高くつく!」とお考えの方はこのあたりが原因なのかもしれません。この値段の理由は色々と考えられます。

 ・技術料金からすれば妥当という考え方

  (その一杯をお客様に選びとったり、作るのにどれだけの時間と労力、お金を費やしているか)

 ・ブランド維持のため

  (そのバーの立地相応の家賃、内装・設備費、あるいはシンプルに安っぽい店と思われないようにするため)

 ・客層維持のため

  (単純にお金持ちにばかり来て欲しいとかではなく、むやみに安くしてしまうと、安い店なんだからと粗暴な振る舞いをする方も残念ながら呼び寄せてしまう傾向にあります。ましてやお酒の入る場ですから。逆にお金を沢山持っていようがそうでなかろうが、そのバーにそれなりのお金を払うということは、例えばマナーを守る等の行為によってお店の方針や雰囲気を大事にしてくれる可能性が高いと考えられます。高級な場では相応の振る舞いが求められると言えばわかりやすいでしょうか。そしてそういう顧客が多いということはお店にとっても顧客にとっても何よりの価値になります)

高い理由ならびにオーセンティックバーの特徴、ひとまず思いつくところでは、こんなところでしょうか。

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