バーとお酒の入門講座

バー初心者の方を対象に、バーならではのマナーや楽しみ方、お酒に関する基本や雑学、豆知識を書いていきたいと思います。バーに興味はあるけれど、何だか最初の一歩が踏み出せない、そういう方の一助になれば幸いです。

アイランズ④ アイル・オブ・ハリス蒸留所

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 Isle of Harris アイル・オブ・ハリス

エリア: ハリス島
創設年: 2015年
所有者: アイル・オブ・ハリス社
仕込み水: 不明

 

「ハリス・ツイード」で有名なハリス島は、ルイス島の南にあり、実際は地続きですがほとんど島のような形になっているめ、独立した島として扱われています。

 アイルオブハリスは2015年に島の有志の人々によって建てられました。遠隔地であるために過疎化や島の経済の低迷が問題となっていたため、「ソーシャル・ディスティラリー」という言葉を掲げ、雇用の創出や観光業、島の内外の人々交流の拠点となることをも目的としています。

 

 現在は「アイル・オブ・ハリス・ジン」というジンを主に生産しています。 ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ・ルート、オリス・ルート、クベバ・ペッパー、ビター・オレンジピール、リコリス、シナモン、といったボタニカルを使用していますが、ハリス島の沿岸でとれるシュガーケルプと呼ばれる昆布の一種を使っているのが最大の特徴で、市場からは高い評価を得ています。

 ウイスキーは現在熟成中とのことで2015年の稼働開始から法定熟成年数の3年は経過しているのでスコッチとして販売することができますが、まだボトリングされたという情報はありません。もちろん3年熟成の品をリリースすることはあまり多くないので、5年、8年、10年、12年といった別の区切りでのリリースも大いに考えられるでしょう。

 ジンが好評なので、スコッチも期待したいところです!

 

参考文献