バーとお酒の入門講座

バー初心者の方を対象に、バーならではのマナーや楽しみ方、お酒に関する基本や雑学、豆知識を書いていきたいと思います。バーに興味はあるけれど、何だか最初の一歩が踏み出せない、そういう方の一助になれば幸いです。

スペイサイド ㉜ タムナヴーリン蒸留所

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 Tamnavulin タムナヴーリン

エリア: スペイサイド リベット地区
創設年: 1966年
所有者: UBグループ(ホワイト&マッカイ)社
仕込み水: 丘の上の泉

 

 前回のザ・グレンリベット蒸留所の回に、グレンリベットの成功にあやかってグレンリベットを名乗る蒸留所が多数出現したことを書きましたが、実はこのタムナヴーリン蒸留所も正式名称は「タムナヴーリン・グレンリベット」です。とは言っても創立は偽物が乱立した19世紀後半ではなく、1966年と比較的最近です。この件に関してはとうの昔、1884年にジョージ・スミスのグレンリベットが「ザ・グレンリベット」として正統であると判決が出ていますが、それでもグレンリベットをあえて名乗るのは本当にリベット川のほとりに建っているからとのことです。

 タムナヴーリンとはゲール語で「丘の上の水車」の意味があり、実際に粉挽き用の水車があったといいます。

 1996年から閉鎖されていましたが、2007年にUBグループが当時の親会社のホワイトマッカイ社を買収。その年の8月から11年ぶりに操業が再開されました。

 味わいは再留釜にピュリファイアーが付いているため、近隣の蒸留所のなかでももっとも軽く、ドライかつスパイシーなのが特徴と言われています。

 

参考文献